『せいじのみかた』Q&AVOL. 50 企画・制作/結いの党・日本維新の会 大事な「水」のために「森」を守る取組み 神奈川県議会議員 飯田満(結いの党・日本維新の会)
Q.普段、飲んでいる水のためにどうして森を整備する必要があるのですか。
(10代女性)
A.私たちが家庭で飲んでいる水は川から取水し、管を繋ぎ合わせて浄水場に運び、飲料水として各家庭に届けられています。そもそも川は、森などに降った雨が地下に浸透し、集まって出来ているもので、奇麗な水の川を作るには、森の自然の力を活用することが大切なのです。
近年、木材の輸入量の増加によって国産木材が使われなくなり、同時に間伐もされないことから森が荒れ、雨水が浸透せず山崩れなどが発生し、被害が出ています。これでは森の本来の働きがされず、奇麗な水が出来ないことから、県は平成19年以降、県民の使う水を育む水源環境(森)を守るために「水源環境保全税」という特別な税負担を個人県民税に上乗せしています。1人当たりの平均負担額は年額約890円をお願いしています。
神奈川県が管理している水源林は1万7337ha、東京ドーム3700個分の広さで、市民団体や財団の取組みの中でボランティアの皆さんが日々、森林整備に尽力しています。
私たちの暮らしの中で欠かすことのできない「水」を守るために、今後も全県民が力を合わせて取組む課題だと考えています。
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4月19日
4月12日