神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2014年9月26日 エリアトップへ

(PR)

地域医療への取組みを紐解く 第6回 勤務犬で心のケアを 聖マリアンナ医科大学病院

公開:2014年9月26日

  • LINE
  • hatena

 聖マリアンナ医科大学病院(区内菅生)が目指す『地域に根差した医療』への取組みを紐解いていく。

 今回は患者の心のケアを目的とした勤務犬の導入に向けての取組みについて。

施設常勤勤務犬とは

 勤務犬は患者やその家族の心のケアをおこなう動物介在療法の役割を担う。複数の施設を訪問するセラピー犬とは異なり1つの施設に常勤することで継続的に患者に寄り添い、治療現場でスタッフと共に活動する。

定期的な動物介在活動を実施

 同大学病院では(公財)日本盲導犬協会や(社福)日本介助犬協会の協力で毎月数回、犬を使った動物介在活動を行っている。

 今月10日には(公財)日本盲導犬協会からビジュとスピカの2頭が病院内の3病棟を訪問。人懐っこい可愛らしさで患者からの人気を集めた。実際に触れ合った患者からは「毎回楽しみにしている」「すごく癒される」と笑顔が溢れた。

 現在は勤務犬導入検討委員会のメンバーが中心となって活動を行っており、メンバーらは「患者さんの表情がすごく変わる。リハビリや闘病意欲にもつながるので活動を続けていきたい」と話す。活動の際には事前に聞き取りをおこない、犬アレルギーの患者や抵抗力の弱い患者に対してもしっかりとした対応がされる。犬が苦手な患者には犬と合わないよう配慮するなど、訪問病棟との連携を徹底している。「皆様に配慮して活動をおこないますので安心してほしい」と理解を求めている。

 なお、現在は国内2カ所の小児医療施設に施設常勤勤務犬が導入されている。同大学病院では、来年春の大学病院では初となる勤務犬導入を目指している。「治療や闘病でストレスを抱える患者さんのケアに広がりをもたせるためにも導入を実現させたい」としている。

■聖マリアンナ医科大学病院――【電話】044・977・8111(代表)
 

聖マリアンナ医科大学病院

川崎市宮前区菅生2-16-1

TEL:044-977-8111

http://www.marianna-u.ac.jp/hospital/

宮前区版のピックアップ(PR)最新6

「稲」の逸品で特別な連休を

ゴールデンウィークは「食の主役」に

「稲」の逸品で特別な連休を

食卓華やぐ「お持ち帰りメニュー」

4月26日

漢方でもっと元気に

大塚嘉之先生の若旦那の漢方道

漢方でもっと元気に

Vol.126 血と精神不安

4月26日

糸切り歯の生える方向に注意

噛み合わせに影響を及ぼす

糸切り歯の生える方向に注意

8〜9歳頃には一度レントゲンで確認

4月26日

ご近所で新たな出会い「向丘つながるサンデー2024」

ご近所で新たな出会い「向丘つながるサンデー2024」

5月12日(日) 午前10時〜午後2時

4月26日

美人局やロマンス詐欺被害を防ぐ

『NPO法人 宮前かぐやの里』だより㉒

美人局やロマンス詐欺被害を防ぐ

4月26日

かわさき こどもタウンニュース

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook