『せいじのみかた』Q&AVOL. 54 企画・制作/維新の党 県議会代表質問 黒岩知事と論戦 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
12月1日の県議会で、代表質問がおこなわれ、県政課題について黒岩知事と論戦を繰り広げました。2回に渡って掲載致します。
【人口減少社会】
飯田―日本創世会議が消滅可能性都市を公表した。県内の山北町、箱根町など5つの町村では、平成52年時点で人口1万人を割り、消滅の可能性が高い自治体とされた。本県は、平成30年913万人をピークに人口減少が見込まれる。これまでに経験のない人口減少問題について、人口をどの時期にどの水準で維持するのか考えを問う。
黒岩知事―県が人口水準を設定する場合、市町村と整合性を図ることが必要。国のビジョンを分析し、議論しながら人口水準を設定するか検討したい。
【消費増税と行革】
飯田―実質GDP速報値が年率換算で1.6%減、その結果、消費税率10%を先送り、平成29年4月に実施する方針を示し衆議院は解散された。野党は税率引上げの前提条件として国会議員の大幅な定数削減、歳費カット、公務員の給与削減などを求めた法案を提出した。本県も27年度予算編成で550億円の財源不足が見込まれ、消費増税で不足財源の穴埋めを考えるのではなく更なる行革が重要だ。行革への取組み姿勢を問う。
黒岩知事―国と地方の歳出規模が4対6なのに対し、税収規模は逆の6対4となっている。今後も県有施設や補助金の見直しなど不断の行政改革を進めていく。
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4月26日
4月19日