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地域医療への取組みを紐解く 第11回 「健康教室」で更年期障害を学ぶ 聖マリアンナ医科大学病院
聖マリアンナ医科大学病院(区内菅生)が目指す『地域に根差した医療』への取組みを紐解いていく。
今回は同医大病院が年に4回、地域住民や患者向けに無料で開催している健康教室「マリアビタミン」について。14日には「女性のための健康教室〜更年期について」が行なわれ、約20人が会場を訪れた。当日は産婦人科医師の五十嵐豪氏、腎泌尿器外科医師の小田恵子氏、産婦人科外来看護師の牧雅子氏が40代から50代における女性の身体の変化について解説した。
女性が閉経前後、肩こりやほてり、腰痛、気分が沈むなどの症状で悩まされる更年期。女性ホルモンの減少により、脂質異常、高血圧、肥満などが増加することで心血管系疾患や骨粗鬆症のリスクも高まるという。女性なら誰でも起こりうる更年期症状だが、「何科を受診すればいいのか分からない」「出産後は産婦人科には行きづらい」など、悩みを抱える女性も多い。五十嵐氏は「症状は人それぞれ。日常生活に支障が出るほどの症状がでたら悩む前に受診してほしい」と話す。
また、甲状腺疾患や鬱など、更年期障害に良く似た症状の疾患もあるため、自己判断せずに早めに受診することが大切だ。セミナーではこうした症状、診断方法のほか、更年期障害との上手な付き合い方などが紹介された。参加者からは「不安が解消された」「更年期のことがよく理解できた。まず食生活から見直したい」など、好評の声が多く聞かれた。五十嵐氏は「更年期障害はいつまでも続くものではないので悲観せずに相談してほしい。自分を大切にしましょう」と参加者にメッセージを送った。
今後も肝臓病や頭痛、アレルギーなど様々なテーマで健康教室を開催予定(変更あり)。「ぜひ、気軽にご参加を」と同医大病院。
■同医大病院-【電話】044・977・8111(代表)
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4月19日
4月12日