生ごみの水分カットで小児医療費助成等の財源を 市政報告 『ぎゅっと絞って3億円!』 川崎市議会議員 山田はるひこ
水切りをするだけで約3億円の効果が
私は3月に行われた第1回定例会予算審査特別委員会での質疑で、市内で年間に排出される普通ごみの中の約3割が生ごみ(約8万トン)で、そのうちの約8割が水分といわれ、約6万トンの水分がごみと一緒に燃やされていることを指摘。1トン当たりの処理単価(約4万円)で計算すると、1割減量するだけで約3億円の効果があることを明らかにしました。
『ぎゅっと絞って3億円!』。水切りをするだけで3億円の効果があるのです。私はこのわかりやすいキャッチフレーズで市民に対し普及を呼びかけ、そこから生まれた財源を小児医療費助成等の必要なところに充てるよう提案しました。
また、若者らへのアピールとしてスマートフォンアプリの活用を提案し、実施することになりました。
鷺沼駅前に区役所のサテライト機能を
6月に行われた第3回定例会の一般質問では、鷺沼駅が区内最大の交通結節駅であることから、駅前の再整備や都市機能の集積を具体的に提案しました。
特に子育て世代のための保健所機能(乳幼児健診などの利用)や高齢者利用の多い窓口を設置すること。さらに図書館機能や投票所機能を持たせることなどです。
それに対して市は、「区民サービスの向上の視点から慎重に検討してまいりたい」と回答しました。
さらに駅前の交通広場(歩車分離)ペデストリアンデッキを提案。聖マリアンナ医大病院や犬蔵、西部療育センター方面など西部路線の拡充を求めました。
図書館カウンターを鷺沼駅周辺に設置
同じ一般質問で、図書館利用について、「仕事が忙しく借りに行けない」「近くにない」といった声に対して、鷺沼駅周辺に、予約資料(本)の貸出、返却、予約受付、利用カードの登録・検索・相談などの図書館機能を備えた、「図書館カウンター」の設置をすべきと、今年4月に開設した世田谷区の事例を紹介しながら提案しました。
市は「世田谷区を参考にして設置を検討する」と回答しました。
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4月26日
4月19日