川崎市立宮崎小学校(宮本照久校長)で地域と学校とを結ぶ池として親しまれている「友情の泉」に、このほど浄水ポンプが設置され、キレイな池に蘇った。
この池は卒業記念として20年以上前につくられたもの。バス停がある道路側からも見ることができ、カメや金魚がいることから地域住民にも馴染み深い池となっている。しかし、毎年夏になると表面が緑一色に染まり、中の様子が見えなくなってしまうことが長年の悩みだったという。
その声を聞いていた同校PTA会長の浮岳亮仁(うきおかあきひと)さんが地域で池を持つ人に相談。その繋がりで業者を紹介してもらうなどし、浄水ポンプの設置が実現した。資金はPTAの資源回収で集めた資金と市の奨励金。浮岳会長は「地域の顏として心和む時間を過ごして貰えれば」と話していた。
創立142年、生徒数1100人を超える同校。宮本校長は「地域の皆様の協力に感謝。150周年を見据えて、よりよい学校づくりに尽力したい」と話した。
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