地元出身のプロジャズピアニストとしてアリーノでコンサートをおこなう 福本 純也さん 野川在住 35歳
「好き」を貫きプロに
○…国内外問わず、バンドやソロで活躍するプロのジャズピアニスト。「子どもにもジャズに親しんでもらいたい」と今年9月には地元の野川こども文化センターで”ちびっこジャズコンサート”を開催。子ども向けの曲をジャズにアレンジして披露し、子どもたちと一緒に楽しんだ。今月20日には有馬・野川生涯学習支援施設アリーノでクリスマスジャズコンサートを行うなど地元での活動の幅も広げている。「音楽は楽しいということを広く伝えたい」と熱く語る。
○…ピアノを始めたのは5歳の頃。高校時代に熱中した軽音楽がきっかけで音楽の道へ進むことを決めた。高校卒業後は洗足学園音楽大学で作曲を学んだ。それまで親しんでいたクラシックよりも自由にアレンジして譜面にない音楽を作り出すことのできるジャズに魅了され、大学卒業後は単身アメリカへ。「普通に働くイメージは昔からなかったですね。好きなことをやっていたら自然とこの道にたどり着いた」と表情を和らげる。友人からは”変わりもの”と言われるほど、やりたいことには躊躇せずに飛び込んでいく性格。「スタートが人より遅い分とにかくがむしゃらに練習しましたね」と当時を振り返る。
○…2年程前に結婚。1年前には待望の第1子も誕生した。練習や作曲で自宅にいることも多く、仕事の合間を縫って息子と過ごす時間を大切にしている。「息子と遊ぶ時間が人よりも多く取れるので、幸せな職業ですよね」とほほ笑む。練習部屋にあるドラムを叩く息子の姿を見て「将来は音楽の道に進んでくれたら嬉しい」と温かい父親の表情を見せた。
○…「もっとうまくなりたい」と満足することなく練習や作曲に励む。自由な発想で演奏することができる分、限りない可能性が広がるジャズ。「より多くの人にジャズの魅力を伝えられるよう、技術を磨きより良い音楽を作っていきたい」と自己研鑽の日々は続く。
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4月19日
4月12日