宮前郵便局長に就任した 石垣 敏郎さん 横浜市在住 59歳
正直・親切・勤勉がモットー
○…宮前郵便局の局長に就任して2カ月、宮前区の印象を「マンションが多く都会的な面と、自然の豊かさが調和した街」と語る。宮前郵便局は職員ら400人以上を抱える区内で最も大きな郵便局。局長としての方針は「正直・親切・勤勉」の3点。「社会のルールを守り、お客様だけでなく社員同士にも同じように親切にし、真面目に働くことが大切」と真剣な眼差しを向ける。
○…実は転職組。1979年に一度は一般の会社にサラリーマンとして勤めていた。しかし、会社が求める利益主義になじめずこれに疑問を感じ、僅か2年で「地域に貢献できる」郵便局員に転身した。貯金、電気通信、保険、病院など様々な職種を経験。明治期から人と人を様々なジャンルで繋いできた歴史を誇りとして仕事に打ち込んできた。
○…鎌倉市出身。子どもの頃はムードメーカーで先生のモノマネをしたりしてみんなを笑わせていたという。それは今でも同じく「明るさが職場の活性につながる」と話す。趣味はマラソン。2005年に初出場したホノルルマラソンで見事完走。以来、年1〜2本のペースでフルマラソンに出場。「後半、苦しくて毎回これが最後と思うけど、ゴールした時の感動で、また続けようと思ってしまう」と笑う。今後の目標は、東京マラソンへの出場と、還暦で4時間をきってゴールをすることだ。「日々練習と自分が立てた目標があるから頑張れる」と凛々しい表情を見せる。
○…郵便局長として一番嬉しいことは社員が成長すること。「能力差はあれど、自分の力を最大限出し切るように指導している。昨日よりも進歩した自分になることが社会に貢献する郵便局のサービス向上につながる」と熱く語る。定年退職まで残り1年、「今まで培ってきたノウハウを楽しみながら後進にだしきりたい」と目標は決まっている。後はその日まで全力で走りきるのみだ。
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3月22日