宮前区で活動する「富士見台ウルフ少年野球クラブ」(後藤哲治代表)が、今月行われた小学生の甲子園と言われる高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会の県大会で優勝。創部36年で悲願の全国大会初出場を決めた。
高円宮賜杯大会は、全国47都道府県の予選を勝ち抜いた強豪が集まる国内最大規模の学童軟式野球大会で、真の日本一を決める大会として知られている。
また予選にあたる神奈川県大会は参加数の多さ、レベルの高さで激戦区として知られ、富士見台ウルフは36年間、悔しい思いをしてきたという。今回も全国でも屈指の793校が参加、分厚い壁に挑んだ同チームだが、今年は攻守ともにレベルの高さを見せ連勝。12日に行われた決勝では横浜市の強豪、元宮ファイターズを4対2で下し、県を制覇。全国大会への切符を手に入れた。
主将の小笠原大燿くんは「強い気持ちを持ち、みんなで楽しんでプレーし、勝つことができてうれしかった。『努力は君たちを裏切らない』という言葉を胸に、全国制覇を目指します」と喜びとともに、全国へ向けての決意を語った。
また、36年目の悲願を達成した小笠原春夫監督は「この大会の全国出場はまさに長年の夢。子どもたちの努力と家族を含めた周囲の熱い想いとサポートで実現した。子どもたちは感謝の気持ちを忘れず、チーム一丸となって全国に臨んでほしい」と話した。
「富士見台ウルフ」は、富士見台小、土橋小児童を中心に、富士見台小や宮崎第四公園で活動中。創部36年の内、35年を見てきた小笠原監督の「野球と勉強両方に真剣に取り組み、勝ち負けの意味を含め、人間としての成長する」という信念の下、練習に励んでいる。
全国大会は、8月7日(日)から東京都で開催される。
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