(公財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団の理事会が7月5日に行われ、新理事長に上野孝氏(71)が選出された。また副理事長には上野健彦氏(57)が選出。任期は2018年6月下旬まで。平野裕前理事長および飯岡樹前副理事長は任期満了により退任した。
理事会後の記者会見で上野新理事長は今後の神奈川フィルについて、財務力・組織力・演奏力の3つの柱を示し、それぞれを充実化させ成長・発展させていくことが重要と指摘。また、14年にわたり同楽団の理事長を務めた平野氏の功績に敬意を表し、これまでの方針を引き継ぐ姿勢を示した。新副理事長の上野氏は、同楽団を経営面で支えることが自身の役割と語った。
同楽団は1970年3月に発足。78年に財団法人となり、県内を中心に演奏活動を行ってきた。経営難に見舞われたが自治体や企業、個人から4億6千万円にのぼる寄付が集まり2014年4月に公益財団法人化。毎年100回以上の公演を行っている。
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