宮前ガバナンス8月号 連載寄稿 リオから、かわさきパラムーブメントで引き継ごう! 川崎市議会議長 石田やすひろ
リオ五輪が終盤を迎え、日本人選手の活躍で盛り上がりをみせているところです。そしていよいよ、4年後の東京五輪・パラリンピックに引き継がれます。2020年東京大会では、川崎市と横浜市、慶応義塾大学とともに、英国五輪代表チームの事前キャンプ地とする覚書を締結しました。そこで本市ではこれを機に五輪・パラリンピックを成功させようと「かわさきパラムーブメント推進ビジョン」を策定し、市制100周年も見据えたレガシーを目指しています。
取り組み期間は16年度から21年度までの6年間。5つの方向性として国際交流に加え「ひとづくり、スポーツ振興健康づくり、まちづくり、都市の魅力向上、先進的な課題解決モデルの発信」を挙げています。川崎市を成長へと導き魅力を世界にPRしたい考えです。
ひとづくりでは、東京開催に向けて市のスポーツイベントを通じたボランティアの育成、発掘を推進。また「ホストタウン構想」では、迎える英国とのスポーツ、文化、教育、産業などの幅広い分野で交流を深めていき、小学校では積極的にコミュニケーションを図れるよう、英語教育に重点を置きます。更に本市は羽田空港に近いことから、外国人観光客の増加が見込まれています。多言語対応による案内板やガイドブックなど、受け入れ態勢も整えていくことになります。
今こそスポーツを通じて、川崎の未来へと繋げるムーブメントを協働による市民総ぐるみで起こしたいところです。そして、このモメンタムに乗り市民から五輪・パラリンピックで活躍する選手やスタッフが誕生する事を期待します。
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4月19日
4月12日