東京都大田区で9月25日に開かれた江戸前トライアスロン2016で、サギヌマスイミングクラブのコーチ、鮎澤貴孝さんが総合優勝した。また同月18日に大磯ロングビーチで開催されたファミリートライアスロン大会では同クラブに通う小坂あおいさんが小学2年女子の部で3位に入賞した。鮎澤さん、小坂さんは同クラブのキッズトライアスロン教室の師弟でもある。
鮎澤さんが優勝した江戸前トライアスロンは、(一社)東京都トライアスロン連合が主催する大会。水泳350m、自転車12Km、ラン2・5Kmの通常よりも短い距離で行われるため、1つのミスが勝敗を分けるスピーディなレースとなる。その中、鮎澤さんは苦手なランニングを十八番の水泳と自転車でカバー。戦略勝ちを収めた。
小坂さんが挑戦したのは水泳50m、自転車1・5Km、ラン1Kmのキッズ向け大会。初トライアスロンという緊張感もあり、慌てる場面もあったが、「勝ち」への思いが自転車からランに移る時の準備作業を削るというアイデアを生み、いち早くランニングをスタート。結果銅メダルを獲得した。
鮎澤さんは小坂さんの活躍に「飛び上がるぐらい嬉しかった」と目を細め、「今後もできるだけ多くの子どもたちに楽しさを伝えていきたい」と話した。
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