12月議会 LED防犯灯や旧西部公園事務所利活用 市政報告 市民の声から政策を実現 公明党川崎市議会議員団 山田はるひこ
他都市に先駆け提言してきたLED防犯灯設置が実現
安全・安心の観点から防犯灯の拡充について取り組んでまいりました。なかでもLED防犯灯の設置については他都市に先駆けて提言。普及促進のための市による防犯灯の一元管理を求めてきたところです。
これに対し市は、事業者が防犯灯を一斉にLEDに交換し10年間維持管理を行うESCO事業を導入。現在までに全体の9割まで工事が終了しています。12月議会では政策提言してきたLED防犯灯の効果や故障時の通報システム等を質問。
市は効果として町内会・自治会の負担が大きく軽減されるほか、より街が明るくなることで夜間の安全を確保、省エネ効果としては年額約1億4千800万円の電気料金の減額が見込まれると回答。また、維持管理では各防犯灯に管理番号のプレートを設置しデータを一元化。24時間対応のコールセンターを設け、迅速に対応できる体制を構築すると回答しました。
旧西部公園事務所活用に「橘樹官衙遺跡群」展示を
長年にわたり閉鎖されたままの状態にある高津区子母口の旧西部公園事務所の活用について、平成25年12月議会でこうした状況から様々な問題が起きていると指摘。その上で施設の具体的な利活用について提案をしました。市は提案の「緑のボランティア支援の活動拠点については本年度内の早期に開設」「児童生徒への環境学習等の場としての提供も早期に実現したい」と回答。そこで昨年の12月議会では、今後のスケジュールと課題解決に向けた取組みを質しました。
これに対し市は、ボランティア団体への会議室の貸出し、展示等による情報交換や児童生徒への環境学習などの場として提供を考えており、年度内に開設し、当面は土日を含む週3日の開館を予定している。また駐車場についても適正な管理手法を検討したいと回答しました。
そこで改めて同施設内に、この地域にある市内初の国史跡「橘樹官衙遺跡群」のガイダンス機能としての資料のジオラマ展示等をすることや、緑地資源とコラボした散策路の具体化を提案しました。市は有用と捉え、平成29年度策定予定の保存活用計画を受けた上で関係局区と検討したいとの回答がありました。
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4月19日
4月12日