昨年、小学生が個人でまとめたレベルを超えていると話題になった「文房具図鑑」(いろは出版)。その作者である市内在住の山本健太郎くんに話を聞いた。
山本くんは小学校5年生の秋頃から約10カ月間かけて取組んだ夏休みの自由研究で「オール手描き、100ページの文房具図鑑」を作製した。
きっかけは当時学校で「けしピン」という机の上で消しゴムを指で弾いて戦う遊びが流行っており、消しゴムに興味を持ったこと。消しゴムの角に折れないような小さな工夫があることがわかり面白さを実感。そこから様々な文房具にのめりこんでいった。
文房具に関する本や雑誌を読んだり、実際に文具店に足を運んで自分の手で使い心地を試したりして文房具への造詣を深めていった。
特に好きなのは「ペン」。図鑑を描くときに値段も手ごろで種類も多かったことから一番集めやすく、書き味も違うことから魅了された。
これまで調べた文房具で特に面白かったものはと尋ねると「見た目は普通の消しゴムだけど、食べ物のにおいがする消しゴムが面白かった。消しても紙に匂いはつかないのが不思議だった」との答え。
そんな山本くんの将来の夢は漫画家。今回の図鑑を見ても絵心も確かなようだ。
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