区内犬蔵に本社を置くタケダ株式会社の佐藤睦朗代表取締役会長(川崎宮前ロータリークラブ会員)が3日、東日本大震災で区内に避難している人々に恵方巻き45本を届けた。
被災者支援を開始して6年目。佐藤会長は「災害で突然知らない土地に住むことになって辛い思いをしている人たちに、季節のイベントを通して少しでも時がたつ楽しさを感じてもらいたい」と毎年、節分に合わせて恵方巻きを、夏には土用の丑の日に合わせてうな重を寄贈している。
この日は、区内に住む被災者ら8人が「ひまわりサロン」に集まり、それぞれの現状や今後などを語り合い、震災当時を思い出し涙ぐむ場面もみられた。恵方巻きを受けとると、「毎年楽しみにしている。いつも心にとめてもらって本当にありがたい」と笑顔で話していた。
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