総合軸受メーカーの日本精工(株)(東京都品川区・内山俊弘代表)が保有する鷺沼運動場(鷺沼4の4の1)の区民利用が見直された。区民からの要望を受け、2月1日から土日の利用も可能になった。
地域住民の要望を受け、利用日をこれまでの水曜日から金曜日を2月1日から社員等の利用がなければ土日も利用が可能になった。利用できるのは軟式野球(練習のみ)、ソフトボール、サッカーができるBグラウンド(図参照)のみに限られる。
同運動場は地域住民から「市民も使えないか」という問い合わせを受けた同社が「区民の生涯スポーツの振興と地元の活性化に寄与したい」と地域貢献の一環として2006年から区民らに貸し出している。
その後も宮前区と地域住民は、区内に自由に利用できる運動場が少ないという現状から、より多くの住民が利用できるよう同社に土日の利用の拡大を求めてきた。
利用資格は、これまで同様区内在住、在勤または在学の10人以上で構成している団体・グループ。利用を希望する場合は区役所地域振興課で利用団体登録を行った後、日本精工健康保険組合あてに利用日の1カ月前から1週間前までに利用申請を行う必要がある。
同運動場は同社が社員の健康推進や親睦を深めることを目的に1970年に開設された。同社担当者は「鷺沼のまちは、のどかな田園地帯から閑静な住宅街へと発展を遂げました。今後も宮前区の皆様に日本精工の運動場をご活用頂き、生涯スポーツの振興や地域の活性化に貢献できれば幸いです」と話す。
利用してきた地域住民は「要望がようやく叶った。地域のためにもいいこと。これからも使っていきたい」と話した。
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