連載市政報告 「市民(あなた)の視点」で市政改革!!30年後を見据えた予算編成が必要! 川崎市議会議員 浅野文直
市議会では新年度予算を審議しています。合計1兆4400億円を超える史上最大規模です。
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課題・規模は大きくなったものの基金からの借り入れは185億円に増加(借入総額393億円)。市債発行額577億円。30年後の川崎市は人口が約5万人減、生産者人口割合が約15%減。
視点・世代の公平性として30年間の市債償還で運営している以上30年後の財政を見据えた編成が不可欠。
宮前・ネット配信による広報の拡充、子育て支援、区民協働の推進など8億8553万円を計上。
論点・待機児童対策、小児医療費助成拡充、中学校給食の実施や本市を活性化させる各種基盤整備など議会も望む政策も多い。課題視しているのは、そうした市民生活に必要不可欠な事業を継続的に運営していく為に逆に何をスリム化していくのかという点である。一般ごみ収集の段階的民営化、小学校給食の委託化、財産の有効活用などスクラップ&ビルドのスクラップ部分が注目なのである。スクラップ部分は内容によっては市民に厳しさを求める可能性がある。しかし断行せねば破綻である。議会においても予算編成権・執行権を持たぬ日本の地方議会は会派を越えて議案・予算案の修正・賛否をせねば市民の代弁者に成り得ない。こうしたスタンスで予算案に対峙中!インターネット中継や議事録もご覧ください。
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3月22日
3月15日