宮前区版 掲載号:2017年5月12日号

市内の看護職不足が深刻 社会

市看護協会 「潜在人材」の掘り起し注力

 5月12日は「看護の日」。そこで市内の看護職の現状などについて、公益社団法人川崎市看護協会の広瀬壽美子会長に聞いた。神奈川県は人口10万人あたりの看護職の数が全国ワースト2位で、川崎市はその平均をさらに下回るという(14年12月末時点)。

 看護職とは保健師、助産師、看護師、准看護師のこと。看護職の数は増加しており、同協会は「市の看護短大の定員割れはなく、看護職をめざす人材の数は減っていない」としている。

 一方で、高齢社会の進展、在宅医療の推進、地域包括ケアの取組みなどで看護職のニーズは高まり、人材不足は深刻になっている。中でも看護師は顕著で、川崎市の人口10万人に対する数が646・8人(県672・1人/全国855・6人)と、全国平均を下回っている状況だ。

復職強化などで人材確保に努める

 同協会では、潜在看護師の復職強化などで人材不足の解消に取り組む。「昨年初開催の看護ジョブフォーラムでは、看護師の資格を持つ人を対象に仕事の現状説明や個別相談に応じ、実際に就労に結びついた。また、潜在看護師の研修を行い、現在の業界の現状やスキルアップを後押しするなどして、人材確保に努めている」と広瀬会長は話す。

 同協会は、「復職できる環境やしくみ作りが重要。出産や育児で一度辞めてしまうと、看護の職場に戻ってくるかわからない。『もう一度やってみよう』と思えるきっかけを提供できるようにしたい」と話す。

 また、同会は看護を広く知ってもらおうと、看護の日(5月12日)に合わせて、5月27日(土)川崎ルフロンで『看護フェスタ』を開催する。午前11時〜午後3時30分まで。看護学生によるステージ発表や健康チェック、看護職の就職相談などイベントが用意されている。

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