VOL.11 「市民(あなた)の視点」で市政改革!!目で見る川崎市の借金! 川崎市議会議員 浅野文直
国の普通国債と地方債の残高合計が1千兆円を超え、国民1人当たりの借金が800万円を超えたという報道も珍しくありません。では川崎市の借金はどうでしょうか?
現状・川崎市には一般、企業、特別の3会計があり、それぞれに借金を抱えています。3会計合計の市債発行額は平成2年度末に7144億円だったものが、29年度末では1兆5451億円です。【市民1人当たり104万円】。今年度だけでも新たな市債発行と利息の為に年間で125億4120万円の増加です。これは1時間で143万円増加していく計算になります。この他にも第3セクターなど出資法人の借入金や後年度負担となるインフラの整備手法などがあります。
課題●バブル崩壊後の国誘導型財政規律の緩み●為政者のマニフェスト達成の為の行政執行●地方財政の自立性の欠如。
対応〇着実な減債基金の積立〇IR活動や証券化による地方債流通の拡大〇地方債発行条件の多様化☆無駄撲滅プロジェクト断行による出資法人の統廃合☆議会のチェック機能の強化★抜本的法改正による地方財政の自立★議会で足りなければ独立財政機関の設置。
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4月19日
4月12日