不登校の児童や生徒らの親を支援している「不登校を考える親の会川崎の会(竹内春雄代表)」の活動が広がりを見せている。2014年7月にボランティアで活動を始めて以降、かわさき市民活動センターで月に一度、不登校の子どもの保護者が悩みを共有できる場を提供し続けてきた。最近では、会の存在を知った新たな参加者が増え、多いときでは以前の倍ほどの20人近くが集まる日もあるという。
そのため同会では、活動を広げていくための運営費として助成金を活用し、より多くの保護者が参加できる環境の整備と、講師を招いた講演会などを企画しているという(左記表参照)。
「解決の糸口に」
文科省によると、不登校の児童・生徒は、現在全国で約12万6千人いるという。市内の小学校で約40年教鞭を執ってきた竹内さんは、実際に不登校児を受け持った経験をもつ。各学校に約2〜3%いるとみられる不登校の子どもの保護者に寄り添った支援を継続していきたい考えだ。竹内さんは「不登校の子どもの親は相談相手もなく、一人で悩みを抱え込んでいる人が多い。お互いの状況を共有することで、少しでも気が楽になってもらい、解決の糸口になれば」と話す。
問合せは、不登校を考える親の会川崎の会・竹内さん【電話】044・422・6557、又は【携帯電話】090・3692・6996へ。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|