宮前区版 掲載号:2017年9月1日号
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世界最高峰のブレイクダンス・バトル『Red Bull BC One』の日本代表に決定したSTEEZ(スティーズ)さん(本名 津雲 勇太)高津区在住 30歳

人と人をつなぐ感覚に夢中

 ○…8月6日に川崎ルフロンで開かれた、世界最高峰ブレイクダンス・バトル『Red Bull BC One』の日本代表決定戦で初優勝。11月にオランダ・アムステルダムで開催される世界大会出場をかけて、その数日前に同地で行われる世界最終予選に出場する。「観ている人の記憶に残るようなカッコいいパフォーマンスをしようと意識していたが、地元開催で、仲間や指導している生徒、そして親も応援に来ていたので、気持ちが入った。それが勝因かな」と笑顔。

 〇…テレビでタレントの岡村隆史が踊っている姿やストリートダンスと友情を描いた映画『ユー・ガット・サーブド』を観てダンスに興味を持ち、大学生でB-BOY(ブレイクダンサーの呼称)の聖地「溝ノ口駅」にデビュー。ダンスをやっていた姉の紹介で、世界大会優勝経験もある石川勝之さんと出会い、指導を受けた。当初は本気ではなかったそうだが、練習や大会での様々な環境下の人との出会いから刺激を受け、徐々にのめり込んでいった。「ダンスのおかげで世界に友達ができた。英語も話せるようになった。人と人がつながる感覚。それが一番の魅力」と精悍な表情で語る。

 〇…高津区で生まれ育ち現在も暮らす。川崎北高校時代はサッカーに青春を注いだ。子どもの頃から好奇心旺盛で活発だった。現在は練習、大会出場以外に普段は石川さんがオーナーを務める事務所でアパレルブランドマネージャーを務めているほか、同じくスタジオで後進の指導も行うなど多忙な日々を送る。

 〇…世界最終予選には各国の優勝者30人ほどが出場し、1人だけが世界大会に進める。「ハイレベルは自覚している。とにかく自分にしかできないことを出していきたい」と意気込む。「川崎市から世界へという道筋ができた。自分自身の精進を続け、地元から世界に羽ばたく次世代の人材も育てていきたい」。その目は世界と未来を見つめる。
 

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