宮前区社会福祉協議会らが11月下旬から買い物支援サービスを実施する。高齢者と障害者を対象に乗合車両を運行。スーパーマーケットまで無料送迎する。第1回目は11月29日に運行。当面は3ルートで走るという。
日常の買い物に不便を感じている高齢者と障害者を対象に乗合車両を運行し、買い物を支援する。子育て世帯の利用も検討していたが、チャイルドシートの着用など課題が解決されていないため先送りとなった。
利用は無料。区社協の奥山慶三事務局長は「住民のボランティア、社会福祉法人の車両提供、社協の三者が協力して実現できた。地域で助け、支え合い、自助・互助の力を醸成していきたい。外出して会話や買い物を楽しんでほしい」と話す。
運行ルートは鷲ヶ峯―平ライン(初山団地〜相鉄ローゼン平店)、鷲ヶ峯―水沢ライン(菅生中学校〜ロピア川崎水沢店)、アピエ―東有馬ライン(セブンイレブン川崎東有馬店〜ライフ東有馬店)の3つで、定められた停留所で乗降する。各ルートとも月に1、2回の運行で、1日3便を予定している。定員は1便あたり6〜8人。買い物の時間は40分をみている。
原則として概ね65歳以上の高齢者と、障害者で、いずれも公的サービスと家族等の援助が受けられない人が対象。社協の賛助会員に登録していることが条件。
第1便は29日、鷲ヶ峯―水沢ラインを運行する。11月から社協窓口で利用申込を受け付けている。運行するエリアや回数などは改善を図り、充実させていく予定という。問合せは区社会福祉協議会【電話】044・856・5500。
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