神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2011年4月22日 エリアトップへ

宮前平中美術部 大階段アートに挑戦 「ふれあいフェスタ」のシンボルに

公開:2011年4月22日

  • LINE
  • hatena
設置される宮前区役所と市民広場前の階段
設置される宮前区役所と市民広場前の階段

 市立宮前平中美術部が来月15日に開かれる「第17回みやまえふれあいフェスタ」で、「大階段アート」に挑戦する。今年は特に震災の被災地支援を目的とした募金活動を盛り込み、中学生ら地域の若い力でフェスタの新たなシンボルづくりを目指す。

 キャンバスとなる階段は、宮前区役所と市民館をつなぐ市民広場にある。高さ4・5メートル、30段あり、同フェスタのシンボルとして道路側からも見ることができる。

 宮前平中学校(香山哲哉校長)美術部では「全員で良い作品を作る」をモットーに活動しており、今回も「共同制作は自分たちの得意分野」と快諾。制作にあたっては各部員が案を作り、オーディションによって原画を決めた。作品は階段アートに用いられるシールにアクリル絵の具で描く。同部顧問の小森岳彦教諭は「選出されたのは1作品だが、全員で制作し、途中、原画よりも良い案が出れば修正しながら作成しているので、部員のアイディアが結集した作品になる」と話す。原案に選ばれた武田ちひろさん(3年)は「テーマは自然と生き物。たくさんの動物と植物で階段を埋め尽くしたい」と意欲を見せる。

 同部では、今月20日から鉛筆書きをもとに色塗りを開始。およそ1週間かけて完成させ、イベントの広報も兼ねて開催2日前にあたる来月13日から階段に貼り付ける予定だ。部長の神山莉奈さん(3年)は「作品を通じて、自然も生き物も自分たちも日本も世界も全部つながっていることを表現したい」と話す。

 宮前区役所地域振興課の大竹薫課長は「当日は彼らのほかに川崎北高校文化部も全面協力してくれる。若い力で地域を元気にし、それが被災地支援にもつながれば」と話し、区民の来場を呼びかけている。
 

宮前区版のトップニュース最新6

11年ぶり、全面刷新

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新

利便性、視認性を向上

3月22日

50年と未来を表現

川崎北高校

50年と未来を表現

記念ソングとロゴ作成

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

 市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

最優秀賞に西野川小

市PTA広報コンクール

最優秀賞に西野川小

紙とデジタルを駆使

3月15日

来館者、節目の5万人

コミュニケーション・プラザ川崎

来館者、節目の5万人

あすから「記念イベント」

3月8日

作品の世界を発信

声優兼バンドの5人

作品の世界を発信

川崎舞台アニメ4月から

3月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook