宮前区まち協 支援金交付団体決まる 活動の活性化に 21団体へ総額126万円
宮前区まちづくり協議会(持田和夫委員長)の23年度活動支援金交付団体がこのほど発表された。団体数は条件付含め、21団体。同協議会資金支援運営委員会の永野勝委員長は「区内の市民活動がより活発化し、まち協の目的でもある市民協働のまちづくりがさらに進展してくれたら」と期待する。
まち協の活動支援金は、子育て支援や地域交流、街の美化などまちづくりに関わる様々な活動を行う市民団体の活性化を目的として交付されている。平成11年度から始まり、累計71団体へ交付されている。
今年度は21団体へ総額126万円の支援金が交付される。先月19日に行われた審査会では、田園調布学園大学教授村井祐一さん、かわさき市民活動センター市民活動推進課長奈良一男さん、宮前区副区長板橋洋一さん、まちづくり協議会副委員長細谷章子さんの4人が審査委員を務め、活動内容の発表や質疑応答などが行われた。審査委員の村井教授は「説得力のあるプレゼンが多く、活動の充実度がうかがえた」と審査をふり返った。
支援金交付団体と活動テーマ、支援額は以下の通り。
■活動を生み出す支援(14団体)▼【サロン野川いこい】すこやかいきいき活動・5万円▼【はじめて出会う絵本えらびの会・アンガス】子育て中のお母さんに絵本えらびのお手伝いをする・5万円▼【本のひろば・らんパンパン】地域に根ざした読み聞かせ活動により、良い本を楽しむ喜びを伝えていく・5万円▼【発達障害児・者を守る会】発達障害当事者の人権と生活を守る活動・5万円▼【宮前テンホールズ】ハーモニカを通して地域活動に参加・5万円▼【平高山元気会自然に親しむグループ】緑豊かな自然を守り、ゴミの不法投棄を防ぐ・5万円▼【グリーンロード有馬】荒廃した街路樹スペースに花を植え、街を美しくする・5万円▼【宮前区「ふたごの会」】双胎・多胎児の育児支援・5万円▼【白幡台ガーデニングクラブ】白幡台地区を花で飾るまちにする活動・5万円▼【わんわんパトロールあい】地域の安全、安心、見守り・5万円▼【長沢フラの会】若さと健康を保ち地域交流をはかる・5万円▼【トラの会】クラシック生演奏を楽しんでもらう・5万円▼【K.Kねっとわーく】障がい者の支援のネットワークづくり・5万円▼【劇団「吉福会」】高齢者福祉施設や子どもたちの集まる所でレクレーションを行う・5万円
■活動を育てる支援(5団体)▼【かえるプロジェクト宮前連絡会】使用済みてんぷら油を資源として再利用する・15万円▼【ふれあいサロン・さつか】福祉の助け合い、支え合い活動・7・5万円▼【カンガルー宮前子育てねっとわーく】この街で子育てする者同士つながりあっていこうよ・5万円▼【白幡サンポリスクラブ】防犯パトロール活動・環境美化活動・5万円▼【ボランタス花の木会】精神障がい者のサポートと地域への啓発・7万円
■活動を継続させる支援(2団体)▼【サン・ネイチャー・クラブ】ストップ・ザ温暖化&自然エネルギーの普及と啓発・7万円▼【花ボランティアわすれな草】花などの文化活動を通して人とのつながりやふれ合いを深める9・5万円
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3月22日