ロータリーの交換留学でドイツへ行った 都倉 直子さん 宮前平在住 18歳
ドイツと日本の架け橋に
○…ロータリークラブが主催する交換留学生制度で、宮前ロータリー選出の学生としてドイツに1年間留学し先月帰国した。「トラクターの走る道やリンゴやキャベツ農場が広がるのんびりした田舎。今すぐにでもドイツに戻りたい」とすっかりドイツ好きに。「現地ではとても良くしてもらった。人の温かさを感じた」。
○…高校2年の夏休みに行った2週間のドイツ研修で、歴史や文化、古い町並みを大切にするドイツにすっかりほれ込んだ。ロータリアンの母からの紹介で留学生制度を知り「またドイツに行けるなら」と応募。選抜試験をクリアしドイツに赴くことになった。最初は「話すのが苦手でドイツ語も全然わからなかった」というが、帰国直前にはドイツ語で簡単な日常会話を行えるほどにまでなった。自分の意見をはっきり言うのが苦手だったり、時間をしっかり守るなど他国の人と違う部分を実感し「これが”日本人っぽい”ところなのかな」と、改めて日本についても考えるきっかけになったという。
○…宮前生まれ宮前育ち。日刊紙の企画で、自ら取材に行って記事を書くジュニア記者として中学1年から高校3年まで6年間を過ごした。ジュニア記者には「いろんな人に会え、いろんな場所に行けるのが楽しいと思って」とチャレンジした。今は父・母・祖父・叔母と共に5人家族。今回の留学で初めて長期間親と離れて生活してみて家族のありがたみを学んだという。「手伝いも積極的にするようになった。自立しないとね」と笑う。
○…現在は大学受験の準備と、ドイツ語の学習の日々。更なる語学上達を狙う。「ドイツという名前は皆知っているのに、具体的にどういう国か詳しく知っている人は少ない」。だからこそ将来は「自分が日本とドイツの架け橋になれるような仕事をしたい」。
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3月22日
3月15日