宮前平中 エコ車で連覇 チームワークも光る
市立宮前平中学校(香山哲哉校長)の工学部が手作り車の燃費性能を競う「本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ2011第31回全国大会」の中学生の部で、昨年に続き優勝。連覇を飾った。
大会は今月8日、9日に栃木県ツインリンクもてぎで開催された。規定の39分20秒11の間にサーキットを7周する。その燃費からリットル当たり何キロ走れるかを算出し、より多いチームが優勝となる。中学生の部は関東を中心に1都3県から24チームが参加。宮前平中工学部はA・B2チームが出場した。Aチームが888・669Km/リットルを記録し優勝を飾った。
Aチームメンバーで、部長の嘉本竜大さん(3年)は「昨年の優勝を見てもう一度優勝旗を持ち帰りたいと頑張ってきた。結果を出せて嬉しい」と喜びを話す。
昨年の優勝車に改良を加えて臨んだ。顧問の瀧村晃教諭の指導の下、強化プラスチックをボディに採用。軽量化し、風の抵抗を減らす工夫をした。練習走行では4位。不安の中での本番だったが、タイヤの空気圧調整に成功、全員参加の意識が強さを見せた。2位との差は14Km。これはガソリン0・3cc、エンジン一ふかし分。ドライバーの畔柳紘大さん(3年)は「出来るだけ真直ぐに」と運転でもエコを意識したという。
瀧村教諭は「この貴重な経験を今後につなげて欲しい」と話す。同中では今月22日・23日の文化祭で出走したエコカーを展示する。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日
4月12日