神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2011年11月18日 エリアトップへ

アンプティサッカー 鷺沼で初の日本選手権 来月3日(土)、フロンタウンに国内3チームが集結

公開:2011年11月18日

  • LINE
  • hatena
アルゼンチンで昨年10月に開催されたW杯に出場した日本代表チーム(日本アンプティサッカー協会提供)
アルゼンチンで昨年10月に開催されたW杯に出場した日本代表チーム(日本アンプティサッカー協会提供)

 事故や病気等で足を失った人がプレーする「アンプティサッカー」の第1回日本選手権が12月3日(土)、「フロンタウンさぎぬま」で開かれる。主催する日本アンプティサッカー協会では、将来のW杯日本開催も視野に入れ、今大会を足がかりに競技の普及と認知度向上を目指している。

 1980年代にアメリカで生まれ、戦争等で負傷した兵士のリハビリとして普及したアンプティサッカー。選手はロフスト・クラッチと呼ばれる日常生活でも使用する杖を支えにボールを蹴る。海外では年々競技人口が増えており、競技を統括する国際アンプティサッカー連盟には現在20ヶ国以上が加盟。一方、国内では2年前に日本アンプティサッカー協会が発足したばかりで、昨年アルゼンチンで開かれた第10回世界大会に初めて代表チームを派遣したものの、現在は東京、神奈川・静岡、九州の3チーム、競技人口は約30人と未だ少ないのが現状だ。

 今大会の実行委員長と日本代表監督を務める杉野正幸さん(38歳)は「来年のW杯は元々日本での開催が予定されていたが、震災の影響もあり、開催を辞退した」として「普及と選手強化のためには、まず多くの人に競技の魅力を知ってもらうことが大切」と今大会の重要性を語る。また、「FCガサルス」(東京)所属で、日本代表選手として昨年のW杯にも出場した春田和陽さん(区内在住・40歳)は、「同じ境遇にいる人たちにもぜひ競技にチャレンジしてもらえたら」と話す。

 大会は川崎フロンターレほかが協賛、宮前区役所後援。午前10時開場、11時試合開始で、1試合50分(25分ハーフ)で参加3チームによる総当りで行なわれる。観戦無料。また、競技の体験会も予定されている。

 詳細は日本アンプティサッカー協会のホームページか協会事務局【電話】03・3965・2490まで。
 

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook