みやまえ地域カルタ 全中学校区版が完成 小中学校へ配布、イベントなどで貸し出しも
来年度の区制30周年を記念して制作が進められていた「みやまえ地域カルタ」の中学校区4版がこのほど完成し、7中学校区すべての地域カルタが出揃った。来年1月14日に開かれる宮前区賀詞交換会で披露されるほか、区内の小中学校にも配布する予定だ。
この地域カルタは、宮前区が第2期区民会議の提案をうけて「いつまでも、伝えたい、残したい、私たちのふる里」をテーマに、区内の7中学校区ごとに制作していたもの。今年10月に、まず菅生・宮崎・平の3中学校区が完成し、残る宮前平・有馬・向丘・犬蔵中学校区がこのほど出来上がった。読み札には各地域の資源や代表的な風景が盛り込まれているほか、宮前平中学校区では絵札も区民が制作した。宮崎台駅から宮前平駅にむかう電車の窓からの夕日を詠った「(せ)線路沿い沈む太陽まっかっか」(写真・宮前平)や”市民の台所”北部市場を詠んだ「(か)活気あるセリが飛び交う北部市場」(菅生)など、各地域で特色あるカルタとなっている。
宮前区役所企画課では「中には地域の住民でも”知らなかった”という読み札もある。、そうした気づきも面白さの1つ」と話す。区ではこの地域カルタを各200セット制作して小中学校や子ども文化センターに配布。貸し出しも行ない、一般区民や子どもたちが地域を知る教材としての活用を期待している。さらに、今年度中をメドに各地域カルタから代表的な札を選び、来年の区民祭を目標に「宮前区カルタ」を完成させる予定だ。
カルタの配布や貸し出しなど、問合せは宮前区役所企画課044・856・3133まで。
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4月12日
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