稗原小 図書室を地域に開放 ボランティアが運営して4年目
「地域の人にもっと利用してもらえたら」。区内稗原小学校(水沢3の7の1)で図書室の施設開放が行われている。
4年前から始まったこの取組みは、地域のボランティアらが運営委員会を作り、原則毎週土曜日の午前9時から午後3時に開放している。代表を務める萩田智晴さんは、「稗原から宮前図書館に行くのは不便。ここなら歩いて通える」と話す。利用者は1日平均30人くらい。親子連れが多いが、掲示板に案内チラシを貼ったり、自治会の回覧板などでも広報して成人にも利用を呼びかけている。貸し出し可能な書籍は約3000冊。話題作ほか趣味、レシピ本、また地域からの寄贈もあり、利用者の意見も取り入れながら蔵書を増やしている。萩田さんは「ただ本を借りるだけでなく子どもからお年寄りまで、幅広い人が集まるコミュニティ図書館に」と期待する。
図書室解放は宮前区内では、ほかに土橋小学校でも実施している。開館日当日の問い合わせは宮前図書館【電話】044・888・3918まで。
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4月12日
4月5日