日本茶つな川 小学校に茶の苗木寄贈 宮前区30周年で協賛
宮前区誕生30周年協賛事業として、北部市場内にある日本茶とのり専門店「つな川」(本社川崎区)が、区内小学校などにお茶の苗木200本を寄贈する。苗木からは4年ほどで茶葉が収穫できるといい、同社では今後、各学校向けにお茶作りの指導も行っていきたい考えだ。
寄贈を受けるのは区内の小学校5校(平、稗原、菅生、西野川、西有馬)と保育園12園、地域子育て支援センター2施設ほか。同社では今年、宮前区の30周年と北部市場開場30周年を機に「地域の皆さんに喜んでもらえるような企画」を検討。同社生産部門が加盟する静岡県菊川市の小笠手もみ製茶技術保存会の協力を得て、お茶の苗木の提供を企画した。「宮前区は都市部の中でも緑が多く残り、庭木やガーデニングなど、区民の皆さんの緑に対する意識も高い。お茶を飲む、味わうことはもちろん、育てる過程から関心をもってもらえたら」と話すのは北部市場店店長の小澤昇さん。苗木は各施設5本から20本提供し、4、5年で茶葉が収穫できるという。寄贈先の希望によって、お茶の育て方やおいしい淹れ方なども指導していく考えだ。
30周年協賛事業をとりまとめている宮前区役所地域振興課大竹薫課長は「30周年という節目に、未来の宮前区を担う子どもたちに向けての取組みは協賛事業としても大変意義がある」と同社の地域貢献の姿勢を歓迎している。
苗木は一般区民にも
同社では、各小学校や施設のほか、一般区民にも最大300本の苗木を提供する。希望者は住所、氏名、電話番号、希望本数(1〜3本まで)と「お茶についての思い出」「我が家とお茶」どちらかの文章を添えて郵送か持参。同社HPからも応募可能。宛て先は〒216-0012宮前区水沢1の1の1D64株式会社つな川北部市場店。応募者には7月1日に区役所で開かれる記念イベント会場もしくは7月2日から4日まで同店店頭にて渡される。
問合せは、つな川北部市場店【電話】044・975・2787。宮前区の30周年協賛事業については地域振興課【電話】044・856・3135まで。
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4月19日
4月12日