宮前区30周年記念キャラクター「宮前兄妹」のテーマソングを唄う 凜（りん）さん 区内在住 9歳
元気で前向きな４年生
○…名産宮前メロンをモチーフにした区30周年キャラクター「宮前兄妹」。そのテーマソングを若手バンド「ＰＬＥＣＯ」とともに唄う。軽快なテンポの曲に区のキャッチフレーズ「人が好き、緑が好き、まちが好き」など宮前区をイメージする歌詞が盛り込まれている。「明るくて元気になれる曲。たくさんの人に聴いてほしい」。タイトルは「ラッキーフラワー」。先月からインターネットで有料配信され、ＣＤは区内小学校や保育園などにも配布されている。
○…ＮＨＫの子ども番組の主題歌にコーラスで参加するなど、音楽活動の経験をかわれてボーカルに選ばれた。１歳半からピアノに触れ、歌は「お母さんとカラオケで練習しています。歌もピアノもどちらも好きです」と大きな瞳を輝かせる。夢は歌手。それはすでに叶えていると思いきや、「中島みゆきさんのような個性的な歌手になりたい」とニコリ。絵や工作も好きで、宮前兄妹を描いた似顔絵がテーマソングのパッケージに採用されるなど、多彩な才能の片りんをみせる。
○…「坂はちょっと疲れるけど、学校の通学路に咲く花やグラウンドの緑が好き」と、この街の魅力を素直な言葉で話す。「楽しい時も悲しい時も、この歌を唄ってたくさんの人が笑顔になってほしいと思う」。テーマソングの歌詞では「心の中のコスモス」という部分がお気に入り。「コスモスは宮前区の花だし、何か深いなあと思うので」と、はにかんだ表情で答える。
○…クラスではゲームなどを企画する「お楽しみ係」として、持ち前の元気と前向きな性格で友達からも慕われる。クラスでは今、掃除時間にこの歌が流れている。「友達からも『いい曲だね』とほめてもらえて嬉しかった」。10月21日には北部市場で開かれる宮前区民祭のステージに立ち、区民にテーマソングを披露する。初のステージで「今から緊張するけれど、歌詞を間違えないように、一生懸命歌いたいです」
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