聖マリアンナ医科大学の学園祭の実行委員長 牧角(まきすみ)真之介さん 菅生在住 26歳
最高の仲間と学祭成功を
○…今月17日・18日に行われる聖マリアンナ医科大学(区内菅生)の第41回学園祭『聖医祭』実行委員長。役割は出演者の交渉や調整、4年生以下の委員をまとめたりと多岐にわたる。当日は学生らによる屋台やチャリティバザー、コンサートのほか講演会も行われる。「地域の皆さんも楽しみにしてくれている大学のイベント。必ず成功させる」と意気込む。
○…実行委員は1年生から始めた。「知り合いを増やしたくて」と参加理由を話す。委員の仕事は先輩後輩の垣根を越えた友情を作れた。今年は参加希望者が少なく焦ったが、地道に学祭の楽しさを伝えていった。徐々に志願者は増え、最終的には63人に。今年のテーマは『最高の祭』。出会えた仲間と最高の学園祭にしようという気持ちを込めた。「集まってくれたメンバーは最高の仲間。今は家族のような存在」と明かす。「委員を続けることで人前に立つ勇気が持てた。もしやっていなかったら大学生活がつまらなかったかも」とほほ笑む。
○…鹿児島県出身。実家は3代続く病院。4人兄弟の長男。高校生までは「なんとなく医師になるだろうな」と思っていた。それが医大を目指していた浪人時代に、郵便局で願書を送付していたところ、隣の男性が突然倒れる場面に遭遇した。「茫然としてしまい何もできなかった。そんな自分が悔しくて」。医師になりたいという気持ちが強まった。「いずれ故郷に帰り医師として多くの人を助けたい」。
○…来年以降は実習や国家試験が控えており、大学の行事にきちんと向き合えるのは今年が最後となる。「悔いのないよう精一杯取り組みたい」。趣味は料理。ゴーヤチャンプルが得意だが、学祭の準備が忙しく「今は休止中」とニコリ。部活は剣道部。モットーは『明日やろうと思ったことは今やれ』。中学時代の恩師の言葉だ。「今できることを全力で取り組む」と力強く締めくくった。
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4月19日
4月12日