川崎市 携帯カメラで簡単に納税 2月1日から新サービス
携帯電話を使っていつでも、どこでも、簡単に納税――。こんな新サービス「モバイルレジ」を川崎市が2月1日から始める。同サービスを導入するのは全国の政令指定都市では初めて。
モバイルレジとは株式会社NTTデータが提供するサービスで、携帯端末を使ってインターネット経由の銀行サービスを利用する仕組み。納付書に印字されたコンビニ収納用バーコードを携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などのカメラで読み取って利用する。
同様のサービスは民間の通信販売の支払いや保険料の支払いなどで利用され、東京23区の一部や調布市などの自治体でも導入が広がっている。税金の収納率が0・1〜0・2%向上したという事例もあるという。導入にあたって川崎市ではシステムの変更に250万円の費用をかけた。
川崎市で納付できるのは▼市民税・県民税(普通徴収)▼固定資産税・都市計画税(土地・家屋)▼固定資産税(償却資産)▼軽自動車税▼国民健康保険料――の5種。ただ、納税証明書の発行は納付後2〜3週間かかるため、軽自動車の車検などで納付後すぐに納税証明書が必要な場合は注意が必要。
利用するためには、金融機関にモバイルバンキングの利用を申し込み、専用のアプリケーションをダウンロードする必要がある。各金融機関のサービス提供時間内に利用できる。
財政局税務部は「時間や場所の制約を受けることなく、市民の利便性の向上が図れる」としている。
市税に関する問い合わせは財政局税務部収納対策課(【電話】044・200・2202)へ。国民健康保険に関する問い合わせは健康福祉局地域福祉部収納管理課(【電話】044・200・2637)へ。
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4月19日
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