子どもの「まち」で仕事体験 田園調布学園大学で催し
田園調布学園大学(井上經敏学長)が2月10日と11日、子どもたちが仮想の「まち」をつくり、仕事体験や社会のしくみを学ぶイベント「ミニたまゆり」を開催する。同大学が長年にわたり取り組むキャリア教育の一環。
同大学では人間社会学部の1年生らが中心となり、05年から「子どもがつくる町ミニたまゆり」を開催してきた。
イベントでは、子どもたちが小さな「まち」をつくり、その中で様々な職業を体験する。架空の通貨を報酬として得る体験や、通貨を使って消費活動をする体験から「まち」や社会の仕組みを学ぶ。同様の取り組みとしては、民間企業が運営する「キッザニア東京」などがある。
実行委員会委員長の番匠一雅さん(子ども未来学部子ども未来学科准教授)は「参加した子どもたちに将来の夢を聞くと、具体的な職業を答える子どもがとても多い。実際の仕事を体験し、それによってやりがいを学ぶことによって将来の選択肢が具体的になっていくひとつの効果と言えるだろう」と話している。
開催時間は両日とも午前10時から午後4時まで。5歳から15歳までの子どもが対象(未就学児は保護者の付き添いが必要)。予約は不要だが、ホームページ(htt
p://minitama.jp)から事前登録を行うと優先的に入場できる。参加費は300円(2日間有効・保険料含む)。会場は田園調布学園大学(麻生区東百合丘3の4の1)。アクセスは市バス、東急バス、小田急バスで「田園調布学園大学前」下車。
このイベントに関する詳細は同大学(【電話】044・966・2780)へ。
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3月22日