ドラマや映画など映像を通して街づくりを進める「映像のまち・かわさき」推進フォーラムのロケ弁コンテストが1月26日、川崎区の地下街アゼリアで開催され、区内有馬の飲食店「発酵蔵カフェかもし堂」(長谷川賢吾代表)の塩こうじ弁当がグランプリに輝いた。
このコンテストはドラマ、映画などのロケ誘致に力を入れる同フォーラムが地域企業活性を目的に開催した。審査員はアゼリアを訪れた市民200人で、試食による投票でグランプリを決めた。
グランプリに選ばれた発酵蔵カフェかもし堂(区内有馬)の弁当は、塩こうじに漬けた豚肉や鮭、ゆで卵、十穀米菜飯などが盛り込まれ、「ヘルシーで美味しい」と評価された。
同店の代表を務める長谷川賢吾さんは以前テレビの制作会社に勤務。塩こうじを使った健康に配慮した献立はその時の経験が下地にある。「ロケ弁は揚げ物が多く栄養が偏りがち。体に優しく美味しい弁当を作りたかった。こだわりが評価されて嬉しい」と喜びを語った。グランプリ後は、撮影クルーや一般客からの問合せが続いているという。
コンテストには市内4店が参加。ローストチキンやタコライス、キムチを使用した韓国料理など工夫を凝らした弁当が並んだ。
同フォーラムでは「このコンテストをきっかけに、市内でロケを行うスタッフに川崎の美味を楽しんでもらえれば」と話した。
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