川崎市環境局が、ごみの減量化・資源化の促進に向けた3R(リデュース・リユース・リサイクル)をPRするために公募していたキャラクターデザインがこのほど披露された。区内の小中学生2人がそれぞれデザインとネーミングで最優秀賞を受賞した。
キャラクターデザインの最優秀賞受賞者は向丘中学校に通う吉田彩音さん(高津区在住・14歳)。279作品の中から選ばれた吉田さんの作品は、耳と身体に3つの「R」を取り入れ3Rをアピール。かわさき3R推進キャラクター選考委員会は「ペットボトルやアルミ缶など、特定のイメージに偏っていないデザインと可愛らしさが評価された」と話している。吉田さんは「食べ残しを減らしたり、ひとつの物を大切に使い続けるなど、自分でできるエコ活動から始めたい」と抱負を語った。
ネーミングの最優秀作品は土橋小学校に通う久保田絢子さん(小台在住・9歳)が考えた「かわるん」。かわさきの「かわ」と3Rを掛け合わせたもので、ごみが資源に「かわ」る、暮らしが「かわ」る、市が循環型のまちに「かわ」るいう願いが込められている。応募者数368人、440作品の中から選ばれた久保田さんは「選ばれてびっくりした。皆がごみに困らないまちになって、かわるんの活躍の場が増えたら嬉しい」と笑顔で話していた。
市では、今年9月からプラスチック製容器包装の分別収集を全市で実施するなど、さまざまな3Rの取り組みを展開していく予定。
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