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宮前区版 公開:2013年5月17日 エリアトップへ

菅生分館の新館長 木村 利恵さん 高津区在住 55歳

公開:2013年5月17日

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地域からの施設愛感じる

 ○…分館は昨年、開館25周年を迎えた。「地域の皆さんの学びへの熱は四半世紀を過ぎた現在も健在。アットホームな雰囲気で、利用者や地域の皆さんの分館への愛着をひしひしと感じる」と分館の印象を語る。6月1日、2日には毎年恒例の「分館まつり」を控える。「あくまでも主役は市民。分館は設立から現在まで多くの市民と職員がつくってきた歴史がある。その上で、自分も皆さんと一緒に分館づくりを楽しめたら」と笑顔で話す。

 ○…多摩区出身。高校卒業後、川崎市役所に入庁し、区役所や本庁で主に事務職でキャリアを積んだ。40歳で市民館に異動。社会教育主事として幸、多摩の市民館で多くの事業を担当してきた。「40歳にもなれば役所の仕事はほとんど分かっていたつもりだったのに、当時できたのは挨拶と人の顔を覚えることだけ。でも、おかげで市民の皆さんと一緒になって考えることができた」と振り返る。市民との距離の近さはそれまでの業務では得られなかったもの。「施設を愛する市民の皆さんのおかげで、働く自分も市民に愛されているような感覚で仕事ができる。それがとても幸せ」

 ○…育児や女性の社会参加、地域の歴史、健康、各種文化活動。分館では今年度も幅広い市民自主企画事業を計画している。高齢化や住民同士の交流の希薄化など地域の課題がそのまま分館の事業にかわる。「市民館や分館の事業は、単に講座を企画して募集して実施するだけの仕事ではなく、市民の皆さんと共に考え形にしていくことが仕事の面白さ。こなす・終わらせる仕事ではなく、次の展開につなげる”終わらせない仕事”が私のモットー」

 ○…20年前から玉川大学の通信課程で教育学を学ぶ。休日には5年前に結婚した夫と、買物や日帰り旅行に出かける。「当面の目標は大学卒業と大好きなクラシック・バレエを復活すること。そのためには減量しないと」と朗らかに笑った。

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