ラジオパーソナリティー、みやぎびっきの会理事など幅広く活躍する 小川 もこさん 宮前区在住
活き活きと、幅広く活躍
○…ラジオパーソナリティーやナレーター、舞台出演など、幅広い分野で活躍する一方で、ボランティア団体「みやぎびっきの会」の理事として、東日本大震災で被災した子どもたちを対象にボランティア活動を続けている。6月2日には東北六大祭りが団結して行う東北六魂祭でのチャリティーコンサートも予定している。「ありがとうと言ってくれる人がいる限り活動を続けていきたい。笑顔を見られるとうれしい」とやりがいを語ってくれた。
○…「みやぎびっきの会」は2005年設立。宮城県にゆかりのあるアーティストたちの「故郷のためになにかできたら」という想いから始まった。当初からチャリティーコンサートの収益金で、宮城県内の吹奏楽部の楽器修理の支援を続けてきた。震災をきっかけに活動の幅を広げ、被災児童の支援にも取り組む。当初からの活動に加えて被災した子どもたちをハワイに派遣するハワイレインボーキッズプロジェクト等を行っている。「びっき」とは宮城県の方言でカエル。「故郷へかえる」「元の姿にかえる」など様々な意味を持たせたという。
○…「もともと出不精だからすすんで外に出ないと」と笑う。だからこそコミュニケーションの大切さを実感している様子。日本酒とジャズが好き。以前担当した全国各地で公開生放送を行うラジオ番組をきっかけに楽しみを覚えた。「地酒は世界に誇れる日本の文化。酒蔵の皆さんとの日本酒談議も楽しい」
○…好きな言葉は「活き活きしていることが一番粋」。14年間続く舞台「流れる雲よ」への出演、日本語の美しさを伝える朗読会を行う等、タレントとしての活動のほか「みやぎびっきの会」での被災者と被災者を応援する人の橋渡し的存在としてのボランティア活動など、多忙な日々の中、それを苦にせず楽しんでいる様子。「自らが活き活きすることで周囲も巻き込んでいければ」
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4月19日
4月12日