宮前区と麻生区の小中生コンビ 縄跳び競技で世界大会へ 「精密な技」武器に優勝狙う
稗原小学校5年の山ノ内楓さんと柿生中学校(麻生区)1年の大湊涼花さんが、6月にアメリカで行われる縄跳び競技「ダブルダッチ」の世界大会に出場する。2人は日本人らしい「精密な技」を武器に世界一を目指す。
「ダブルダッチ」は、2本の長縄を跳びながら、ダンスや演技を披露する競技。規定時間内に跳べた回数を競う「スピード」や技の正確さを競う「規定」、演技の点数を競う「フリースタイル」などの合計得点で勝敗が決まる。「21世紀のスポーツ」としてテレビなどで取り上げられたのをきっかけに、じわじわと競技人口が増えているという。
2人は横浜市青葉区にあるクラブ「ミラクルダッチ」で練習を重ね、ともに競技歴3〜4年で頭角を現した。「ダブルダッチの魅力は何と言っても技が決まった時。すごく達成感を感じる」と話す2人は、今年1月に行われた国内大会「ダブルダッチジャパンオープン」に出場。得意とする「スピード」と「規定」で得点を稼ぎ、小学5・6年生の部で優勝。世界大会への切符を手にした。
麻生区長を表敬「世界一」への意気込み語る
2人は16日、多田昭彦麻生区長を表敬訪問し、世界大会への意気込みを語った。「世界大会に出場する2人を心から応援している。ケガなどに気をつけ、頑張ってきて欲しい」と多田区長がエールを送ると、大湊さんは「緊張する気持ちもあるが、一生懸命練習して世界一を目指したい」と話し、山ノ内さんは「レベルの高い技にも挑戦し、練習してきたことをしっかりだして優勝を狙いたい」と思いを語った。
世界大会は6月14日と15日、アメリカのサウスカロライナ州で行われる。2人はスピードと正確な技で、アクロバットな演技を得意とする世界の強豪に挑む。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日
4月12日