稗原小5年 山ノ内さんが世界制覇 縄跳び競技の国際大会で
稗原小学校5年の山ノ内楓さんが、先月アメリカで行われた縄跳び競技「ダブルダッチ」の国際大会で優勝を果たした。
「ダブルダッチ」は規定の時間内に飛べた回数や演技力などを競う長縄跳び競技。山ノ内さんは横浜市青葉区にあるクラブ「ミラクルダッチ」から日本代表として初の国際大会に挑んだ。同クラブからはほかに、大奏涼花さん(川崎市立柿生中1年)、秋元ねむ花さん(狛江市立狛江第二中1年)と野村桜子さん(横浜市立美しが丘小5年)が出場した。
サウスカロライナ州で先月行われた国際大会で山ノ内さんらは予選2位で決勝に進出。アクロバットな演技を得意とする米国勢相手に、日本人らしい技の精密さで勝負を挑んだ。
序盤は苦しむも逆転優勝
大会が始まってみると、日本が得意とする「スピード競技」(2分間でどれだけ飛べたかを競う)では思うように得点が伸ばせなかった。山ノ内さんは「初めての国際大会でとても緊張し、ミスが目立ってしまった」と振り返る。メンバーは気持ちを入れ替え、「フリースタイル(自由演技)」での逆転に全てをかけた。最後の希望をつないだ自由演技では、ミスのない完璧な演技を披露。見事逆転優勝を果たした。
大湊さんは「優勝は無理かなと思う場面もあった。だからこそ、逆転優勝できた瞬間はとても嬉しかった」と話す。優勝の瞬間、メンバーは抱き合って喜んだという。
大舞台を経験した4人は「世界のレベルを肌で感じたことはとても良い経験になった。積み上げた努力は、結果となってかえってくることが分かった。これからも様々なことに挑戦し、努力を重ねていきたい」と話している。
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4月19日
4月12日