宮前Ｃ級グルメプロの部 大賞はデリスタスエヒロ 前回作品を工夫し再挑戦
グランプリの「おだしトマトのせチリコンカーン風うどん」を手にする開発者の清水美和さん
地元野菜を使ったオリジナルメニューを競う宮前Ｃ級グルメコンテストのプロ部門のグランプリにデリスタスエヒロ（区内鷺沼）の「おだしトマトのせチリコンカーン風うどん」が選ばれた。
同コンテストは地元野菜を通して地域活性を目指す市民グループ「宮前の農企画委員会」が主催。２０１１年から開催され、今年で４回目。当初はアマチュア部門だけだったが、昨年からは区内の飲食店を対象にプロ部門を新設した。
今回の応募は７作品。７月に石澤桂司宮前区長ら６人の審査員が実食、グランプリ、優秀賞などを決めた。
グランプリを受賞したのは鷺沼にある惣菜店デリスタスエヒロの「おだしトマトのせチリコンカーン風うどん」。うどんに地元のトマトをのせた冷製うどんで、ミートソースに唐辛子の辛味を加え、豆と煮込んだものを使う。審査員からは「味は勿論だが前回応募したおだしトマトを工夫し、再度の挑戦、コンテストから生まれた逸品」として評価された。開発者の清水さんは受賞の喜びを語るとともに「多くの皆さんに味わってほしい」と話している。
このメニューは水曜日、土曜日、数量限定で販売。価格は５８０円。
優秀賞は２作品。
１つがランチボックス川崎店（聖マリアンナ医科大学内・タケダ（株））の「みやまえ夏の”豆まめ”イタリアンセット」。グリーンピースの冷製クリームパスタと枝豆のパンナコッタのセットメニュー（価格は１０００円）。
もう１つがとんかつしお田（区内宮前平）の「大きなエビフライ・大木さんの卵と宮前野菜のタルタルソース」。宮前産野菜と、地元のブランド卵を使ったタルタルソースを使ったエビフライ（６００円）。
その他の応募作品は以下の通り。宮前クレープピンチョス（ラミ・ド・クレープ）、宮前ネギの白味噌ベーグル（ベーカリーアデレード）、宮前野菜の温野菜サラダ ゴルゴンゾーラのクリームコロッケ添え（オステリアカンタヴィーノ）、宮前のたっぷり野菜と塩麹から揚げのみぞれあえ（デリスタスエヒロ）。
管轄する宮前市民館では「コンテストを通してプロの皆さんの地域活性に対する意気込みも見られた」としている。
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