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宮前区版 公開:2014年3月14日 エリアトップへ

劇団わが町第3回公演「夢みる人」で中心的な役割を担う 田中 千恵美さん 犬蔵在住 58歳

公開:2014年3月14日

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伝わっていく喜びを表現

 ○…市民劇団・劇団わが町の立ち上げから参加している。友達から「一緒にやろうよ」と声をかけてもらったことが参加のきっかけ。今回の役は「カラスの幽霊」。物語を進める中で重要な役となるが「特に意識はしてない」と笑顔を見せる。立ち上げ時と比べ「チームワークがさらによくなって、一つにまとまってきている」と話す。チームワークが「夢みる人」の見どころの一つでもあると考えている。

 ○…「人前で何かを表現したいという気持ちは小さいころからあったのかな」。小学校の時はおとなしい子どもだったが、国語の授業で台詞を言い合う時には明るく、元気になった。「初めて演じたのは浦島太郎のカメだった」と笑うが、みんなで台詞の練習をした記憶が「人前で演じる楽しさの原点になっていますね」。演じる楽しさが心の中に残っており、短大卒業後には演劇サークルに入会。結婚、出産、子育てなどで一度、演劇から離れるも、劇団わが町で再び演じる楽しさや喜びを実感している。

 ○…子育て中はよく3人の息子に絵本の読み聞かせを行っていた。「絵本を通して息子たちと一体になれることが嬉しかった」。最近ではボランティア活動の一環として「多文化読み聞かせ隊」に所属。様々な国の文化や言葉に触れてほしいと、会員の中国人やペルー人などとともに絵本の読み聞かせを行っている。「演劇も読み聞かせも、声に出した言葉が人に伝わっていくことは同じ」。時間を共有することで人や思いが広がっていくことにやりがいを感じている。「人が喜ぶ顔を見るのが好きなんです」

 ○…「見ている人も演じている人も楽しかったねと言ってもらえる舞台にしたい」。今回の舞台を通して岡本太郎の新たな一面を知ることができた。だからこそわき起こった思いがある。「私たちが演劇を通して知った岡本太郎さんをたくさんの方に知ってほしい」。人や思いを繋げるために舞台に立つ。

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