ミューザ川崎 10周年記念で豪華公演 7月から始まる音の祭典
ミューザ川崎シンフォニーホールは3月28日、開館10周年記念イベントの概要を発表した。7月1日の「ミューザの日 ウェルカム・コンサート」を皮切りに、豪華出演者によるステージが12月まで繰り広げられる。
ミューザ川崎で行われた記者発表には福田紀彦市長をはじめ、フランチャイズ楽団の東京交響楽団桂冠指揮者の秋山和慶氏、同楽団の大野順二楽団長、ホールアドバイザーでピアニストの小川典子氏ら6人が出席した。福田市長は「市長就任以来、『音楽のまち・かわさき』の幅広さを実感している。世界に誇るホールで開く首都圏最大の祭典を楽しんでほしい」と話した。
記念イベントは7月1日の「ウェルカム・コンサート」からスタート。19日から23日のこどもフェスタ、26日から8月10日のサマーミューザ、9月から12月には、世界的に有名な楽団を招いたスペシャルコンサートを毎月開催する。
7月1日のミューザの日には、コンサートのほか、日本を代表する作曲家・久石譲氏が新たに編曲した「オーケストラストーリーズ となりのトトロ」や詩人・谷川俊太郎氏が書き下ろした詩によるナレーション付きの「動物の謝肉祭」が披露される。また、パレードやスタンプラリーなどがビル全体で行われ、ミューザの日を盛り上げる。
10回目を数えるサマーミューザのラインナップも公表。開催期間は7月26日から8月10日まで、今回はフェスタ最多10楽団が参加する。オープニングとフィナーレコンサートを任された東京交響楽団のほか、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、NHK交響楽団等が出演する。大野楽団長は「各楽団の演奏を聴き比べてほしい。ホストオーケストラとしては、皆様に支持される演奏をする」と意気込む。
9月以降の特別コンサートには、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(9月)、ミシェル・ブヴァール パイプオルガン・リサイタル(10月)、バイエルン放送交響楽団(11月)が登場。最終の12月はフランチャイズ楽団の東京交響楽団が記念コンサートで締めくくる。
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4月19日
4月12日