4月1日付で宮前市民館の館長に就任した 山田 友之さん 高津区在住 58歳
居心地の良い市民館に
○…市民活動や生涯学習の拠点である市民館の館長に、4月に就任した。まちづくりや子育てなど、さまざまな情報を持つ区役所と連携しながら、区民の生の声を反映していく。「区民自ら地域の課題を見つけ解決できる、そんな地域を目指す。市民館はそのサポート役」と話す。就任から約1カ月半、「まだまだ知らないことだらけ。多くの方とお会いし、徐々につながりを深めていければ」と穏やかにほほ笑む。目指すは「居心地の良い、頼りがいのある市民館」。
○…館長就任は、宮前区との3度目の接点だ。第1の接点は小中学校時代。6年間を宮前区で過ごした。「当時は田園都市線も開通していない田舎町だった」と振り返る。現在市民館が建つ場所も昔は何もないさびしいところだったという。「いまや市民の生涯学習の拠点。設立28年の歴史を引き継いでいく」と気を引き締める。第2の接点は入庁3年目。有馬こども文化センターに4年間勤務した。「キャンプやけん玉、一輪車など子どもと一緒になって毎日はしゃいでましたね」と朗らかに笑う。3度目の宮前でより地域に溶け込んでいく。
○…趣味は家庭菜園。種類も豊富で、あんずや梅、リンゴ、キウイ、桃など家庭菜園の域を超え本格的だ。「休日は1日中土をいじってるね。もう置く場所もないのについつい買っちゃって」と照れ笑い。春は山菜、秋はキノコと自ら山に収穫にでかけ、料理して家族やご近所にふるまうこともしばしば。「もてなすことが好きで。喜んでもらえるのが嬉しい」
○…館長としては「現場が動きやすい環境をつくっていく」と周囲への配慮を忘れない。これまで市民館として築き上げてきた地域との絆を守っていくとともに「区民に地域の課題に目を向けてもらえるきっかけづくりをしていきたい」とも。入庁36年、これまでの経験の集大成をここ宮前で発揮する。
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4月19日
4月12日