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宮前区版 公開:2014年11月14日 エリアトップへ

聖マリ医大病院初の地域開放イベント「オープンホスピタル」の責任者を務めた 本舘教子(のりこ)さん 青葉区在住 55歳

公開:2014年11月14日

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「地域の健康を支えたい」

 ○…11月1日に行われた聖マリアンナ医科大学病院初となる地域開放イベント「オープンホスピタル」の責任者として開催に向けて尽力した。イベントでは市民には馴染みの薄い大学病院を身近に感じてもらおうと、病棟や診療室を開放。健康相談やCT画像処理体験、転倒予防教室など21のブースが出展した。「医師をはじめ、看護師・リハビリ・画像処理などのプロフェッショナルが揃う大学病院の専門的な技術や知識を地域に還元したい。そんな想いで取り組みました」

 ○…同イベントの始動は今年度に入ってから。自身が看護部長に就任したことをきっかけに「地域住民の健やかな生活をサポートしたい」という以前からの想いを今回のカタチで実現させた。初めての試みに苦労はつきもの。時間も予算も限られている中で各部署の協力を得るために奔走し、手作りの温かみ溢れるイベントを作り上げた。「どれだけの人が来てくれるか不安でしたが、当日を迎えてホッとした」とほほ笑んだ。

 ○…看護の現場に飛び込んだのは22歳のとき。約7年の勤務後結婚。子育てで10年間仕事を離れるが自身の入院をきっかけに看護師への道を再び歩き出すことに。患者として看護に触れたとき、看護師としての患者への配慮や気配りを改めて考えさせられたという。以来16年間、「真摯さ」をモットーに患者と向き合ってきた。「誰でもいつかは迎える死。いかに生きていくかが大切。患者様が自分らしく『健やかに活きる』ためのお手伝いができれば嬉しい」

 ○…「若い世代が育ちやすい環境を整えることが役目」。看護部長として、自身の積み上げてきた経験とその想いを次の世代に伝えていく。「医療技術は日々進化していくもの。良いものは残しつつ新しいことにもどんどんチャレンジしていきたい」と意気込む。聖マリアンナ医科大学の医療に、地域密着という新しい風を吹き込んでいく。
 

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