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宮前区版 公開:2014年11月28日 エリアトップへ

理容師としてはじめて2014年度「かわさきマイスター」に選ばれた 須賀 俊之さん 平在住 46歳

公開:2014年11月28日

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驚きと喜びを届け続ける

 ○…優れた技術を持ち、産業の発展や市民生活向上に尽力する職人として市が認定する「かわさきマイスター」に理容師として初めて選ばれた。それぞれに合わせた納得のヘアスタイルをつくることはもちろん、髪質に合わせたカットは、手入れが楽で長持ちすると顧客からの信頼も厚い。今回の認定はそんな顧客からの声で決まった。「これまでのお客様との関係が今回の結果。本当にありがたい」と柔らかくほほ笑んだ。

 ○…理容師歴は28年。理容学校を卒業後2店舗で修業を積み、両親が経営していた現在の店舗の跡を継いだ。修行時代には自身が納得のいくカットが出来ず、直に反応が窺える商売だからこその悔しさもあったという。それ以来、一人ひとりの髪の悩みを聞き出す技術とそれを解消するカットの技術を磨いてきた。そんな姿勢が信頼を呼び、北海道など遠方からの来店も多いという。「一度来ていただいた方とは一生を通して付き合っていきたいですからね」と人情味溢れる温かい性格をのぞかせた。

 ○…趣味はビリヤード。20年以上も続けており、いきつけのビリヤード店の大会で準優勝をおさめるほどの実力だ。全く同じデザインの洋服を10着以上もっているなど、驚くほどの凝り性。「自分に合う一番いい物だけを選びたい」。そんな、好きになったらとことんのめり込む性格が仕事へのこだわりにつながっているのかもしれない。

 ○…「カットはお客様との共同作業」。ひとつの作品を一緒に作り上げていく感覚だという。施術中の会話がもっぱら髪の話題というのも納得だ。「理容師が職人として認められたのは本当に嬉しい。常に真剣勝負でお客様に満足してもらえる髪型を作り上げたい」と熱を込める。諦めていた髪の悩みを解消し、一人ひとりのライフスタイルに合わせた手入れが楽で長持ちする髪型をつくる『須賀流カット』で、多くの人に驚きと喜びを届けていく。
 

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