宮前区馬絹地区の住所表示を分かりやすくするため話し合いを続けてきた馬絹地区住居表示検討委員会(田辺英夫委員長)では、現在、新町界・新町名(案)を発表、市民からの意見を求めている。締切は10月頃。
馬絹地区の住所は土地の登記簿上の土地を数える単位の地番で表示されている。そのため、飛び番や欠番がありわかりにくく、配送物や緊急車両の到着遅れなどの支障が出てしまっているという。そこで、馬絹町内会では2011年に勉強会を開き、14年4月に住居表示検討委員会を設置。丁目・番・号と表記される街区符号と住居番号を使った住居表示をするため話し合いを重ね、15年3月に新町界、新町名の案をまとめた。
「誰もがわかりやすく改善していきたい。皆さんのご協力をお願いします」と田辺委員長は話す。
また、馬絹地区は規模が大きいため2回にわけて住居表示の制度実施を行う予定。分け方は未定だが、16年度、17年度で実施予定となっている。
実施後は運転免許証や土地・建物の不動産登記物件の所有者、金融機関などについては住所変更の手続きが必要となる。
なお、区内では野川地区でも住居表示制度の実施を検討しているという。
意見は事務局の市の戸籍住民サービス課【電話】044・200・2736へ。
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