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宮前区版 公開:2015年8月21日 エリアトップへ

戦後70年 「終戦の日」で各党が談話 平和への誓いあらたに

社会

公開:2015年8月21日

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 戦後70年の節目となる終戦記念日にあたり、国政主要9政党の神奈川県における責任者が、本紙に談話を寄せた。

 戦没者や戦争犠牲者への哀悼の意と世界平和に向けての誓いが述べられているとともに、日本を取り巻く安全保障情勢への見解、現在審議中の集団的自衛権行使容認を柱とする安保法案への評価、戦前・戦後のわが国がたどってきた歴史に対する認識など、各党それぞれの立場からの考え方や思いが表明されている。

 9党責任者による平和構築に向けての決意と誓いは以下の通り。

(敬称略)

自民党神奈川県支部連合会会長 小此木 八郎

 終戦から70年の節目の年を迎えるにあたり、先の大戦において犠牲となられたすべての方々に謹んで哀悼の誠を捧げます。近年、我が国の安全保障を取り巻く環境が厳しさを増しています。自民党は、先人から託された平和国家としての歩みを受け継ぎ、改めて二度と悲惨な戦争を繰り返さないとの決意の下、我が国の平和と安全を守り、国際社会の安定に貢献すべく全力を尽くして参ります。

民主党神奈川県総支部連合会代表 金子 洋一

 戦後70年をむかえた今日、先の大戦において尊い命を失った方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆さまに深く敬意を表します。現在、尖閣、竹島など国境の島々の安全が脅かされています。中国の軍拡、北朝鮮の核開発も脅威です。拉致問題も解決されていません。私ども民主党は、国民の生命財産を守るため、再びわが国が戦争の惨禍にさらされないよう全力で活動いたします。

公明党神奈川県本部代表 上田 勇

 先の大戦で犠牲となられた全ての皆さまに深く哀悼の意を表します。70回目の終戦記念日に当り、アジアの人々に多大な損害と苦痛を与えたことを痛切に反省し、二度と戦争への道を進むことがないとの、不戦の決意を表明します。日本は戦後一貫して平和国家として歩み続け、世界から厚い信頼を得てきました。今後とも、国際社会との協調を基に日本と世界の平和と繁栄に貢献してまいります。

維新の党神奈川県総支部代表 青柳 陽一郎

 先の大戦から70年の節目、英霊に哀悼の誠を捧げ、再び戦争の惨禍を繰り返さぬよう誓います。折しも国会で安保法制の議論が繰り広げられ、政府与党案は平和国家としてのあり方を転換するもので、国民の不安は積もる一方です。私たちは安保環境の変化に対し憲法の範囲内で自国防衛に万全を期す独自案を提出してきました。終戦の日を迎え平和な日本を後世に引き継ぐ決意の一日と致します。

日本共産党神奈川県委員会委員長 田母神 悟

 日本の侵略戦争により犠牲となられたアジアと日本の皆様に哀悼の意を表します。今、安倍政権が安保法制、戦争法案により日本を再び「海外で戦争する国」につくりかえようとしていることは絶対に認められません。戦後70年の終戦の日にあたり、日本共産党は反戦平和を貫いてきた党として、戦争法案ストップ、憲法9条を生かしたアジアと世界の平和の構築に力をつくすことを表明します。

次世代の党幹事長 松沢 成文

 終戦から70年の節目の日を迎えました。今日、我が国が奇跡の復興を遂げ、自由と平和を尊ぶ民主主義国家として繁栄しているのも、先の大戦で犠牲になられた全ての英霊のお陰であり、深い感謝と哀悼の誠を捧げます。私たち次世代の党は、この平和と繁栄を維持し、未来を担う子ども達に引き渡すために全力を尽くすことを、過去・現在・未来の全ての日本人の皆様にお誓い申し上げます。

日本を元気にする会井上 義行

 70回目の終戦記念日を迎えるに当たり、先の大戦によって犠牲になられた全ての皆様のご冥福を衷心よりお祈りいたします。

 あわせて、幾多の悲しみや苦難を乗り越えてこられたご遺族の皆様に、深く敬意を表します。

 「日本を元気にする会」は、今後とも、国連を始め世界各国との協調の下、我が国のみならず世界の平和と安定のために全力を尽くしてまいります。

社民党神奈川県連合代表 福島 みずほ

 第2次世界大戦で、日本人300万人、アジアで2000万人以上の人の命が奪われました。その犠牲の上に二度と戦争をしないという日本国憲法を獲得しました。政府が、日本の若者に対して海外で人を殺せと命ずることを許してはなりません。国会では戦争法案が審議になっています。子どもたちの未来に戦争がないように廃案をめざしてがんばります。女性の、市民の声を上げていきましょう!

「生活」神奈川県総支部連合会代表 樋高 剛

 日本は戦争のない平和な70年を迎えました。しかし安倍政権は過去の歴史的教訓を無視し、今を生きる「心ある人」の声に耳を傾けることなく、憲法違反である安保法案の成立に血眼となっています。皆様と共に立憲主義を貫き、国連の下、国際協調などにより紛争原因を根本から無くし、世界の生命と財産を真に守る安全保障を実現する為、全力で活動していくことを固くお誓い申し上げます。
 

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