神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2015年10月2日 エリアトップへ

宮前警察署 「振り込め」減少も警戒促す 手口巧妙化で高額狙い増

社会

公開:2015年10月2日

  • LINE
  • hatena

 宮前警察署管内で今年1月から9月24日までにかけて発生した振り込め詐欺発生認知件数が16件(内2件未遂)と昨年同時期の27件(内3件未遂)に比べ11件減少した。しかし、被害額は昨年よりも177万円増の8547万円と大きく、同署では「件数が減っているとは言え、手口が巧妙化し高額狙いのケースもある。引き続き警戒を」と話す。

 振り込め詐欺の発生の減少は県内でもうかがえる。9月24日現在の発生認知件数は昨年の1168件から667件とおよそ500件減少。それに比例して被害額も34億6900万円から20億2600万円と14億4300万円減っている。この減少傾向に対しては防犯啓発活動などにより市民の防犯意識が高まったこと、また金融機関窓口などの水際で阻止されるケースが増えたことが発生の抑止につながったとみている。

 しかし宮前区では件数は減少傾向にあるものの被害額は昨年を超え、横浜市港南区、緑区、旭区に次いで県内ワースト4位となった。

 また、隣の麻生区では認知発生件数、被害額とも昨年を上回っており、減少しているからといって楽観はできない状況にあるという。

 さらに手口も巧妙化。銀行ATMを使ったいわゆる「振り込み型」から、直接現金を受け取る「手渡し型」が増加。事実、宮前警察署管内で発生した16件の内、10件が、この「手渡し型」だった。手渡し型の場合は詐欺を警戒する金融機関が間に入らないため、高額の被害につながることもある。

 なお、同署管内では9月24日現在、7件で6人を検挙した。振り込め詐欺撲滅に向け、住宅訪問等で啓発活動を随時行っていく。不審な電話があった場合は110番か宮前署への連絡(【電話】044・853・0110)を呼びかけている。

宮前区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

市民の「誇り」向上

市民の「誇り」向上

都市イメージ調査

4月5日

女性管理職は過去最高

川崎市

女性管理職は過去最高

職員2024年度人事

4月5日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook