指導を受けながら鼓をたたく児童
今年度の市の寺子屋事業の一環として、10月14日に区内の富士見台小学校で、寺子屋富士見っ子「能楽のプロに教えてもらおう！小鼓体験教室」が開催された。
同事業は、地域ぐるみで子どもに様々な学習機会を提供し、学力向上や豊かな人間形成を目指すもの。今回は事務局でコーディネーターをしている仲本早苗さんが小鼓を習っていたことから、その指導者である今井尋也さんに相談したところ、講師を引き受けてくれたことで同体験教室が実現した。
今井さんは、横浜市在住でフリーの小鼓演奏家として活躍。地方の民話や神話を題材にした新作能の脚本・演出・音楽を多数手掛けている。
教室は、７日とこの日の２回実施。いずれも40人ほどの児童が参加した。
普段なかなか接することがない楽器だけに、子どもたちは興味津々。終始真剣かつ楽しそうに取り組んだ。また、今井さんが「手を見れば、向いてるかどうかわかる」と話したところ、終了後は「見て見て」と児童が殺到していた。
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